「安保法案反対」学生らがデモ

　安全保障関連法案に反対する学生らが中心となり、２３日に全国各地で一斉にデモを行った。同日は全国約64カ所で安保法案に反対するデモが行われたという。京都では、ＳＥＡＬＤｓ ＫＡＮＳＡＩ（自由と民主主義のための関西学生緊急行動）がデモを主催。およそ１８００人（主催者発表）が参加した。

　円山公園（京都市東山区）を出発し、「戦争法案絶対反対」、「集団的自衛権はいらない」などと声を上げながら、約２時間京都市内を行進。デモ中はＳＥＡＬＤｓ ＫＡＮＳＡＩのメンバーらが交代でスピーチを行い、それぞれの主張を表明した。

　京都造形芸術大の学生は「戦後７０年に誇りを持っている。７０年前に戦争が終わって、その日から二度と戦争を起こさせない戦いが始まった」、また関西学院大の学生は「武力は戦争を抑止する手段としては適切ではないと私は思っています」と語るなど、安保法案の廃案を求めた。