【サッカー】関学 初の決勝へ
◇第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準決勝(2015年8月14日 ヤンマースタジアム長居)
<関西学院大(関西第1代表)2-1筑波大(関東第2代表)>1点を追う88分、MF森俊のゴールで同点に追いつくと、続く後半アディショナルタイムにはMF小林の逆転弾がネットを突き刺した。まさに劇的な幕切れで筑波大を下し、決勝に進出した関西学院大。決勝戦は流通経済大を下した明治大と対戦する。
今年の関学は他の大学と比べて圧倒的な強さを持っているわけではない。関西選手権では逆転勝ちで阪南大を下した。総理大臣杯でも初戦の高知大戦は退場者を出しPK合戦での勝利、続く法政大戦も退場者をだし苦しい展開だった。それでもしっかり勝ち上がった。この準決勝でも、1点のビハインドに関学は焦らなかった。森俊の関学での公式戦では初となるヘディングシュートなど、ラスト5分で2点を奪い逆転。ビハインドに焦ってしまった阪南大とは異なり、最後に勝負強さを見せつけた。筑波大の小井土監督も「1点をリードしていた自分たちの方が先に足が止まって押し込まれてしまった。力負けでした」と関学の強さを認めた。
創部以来初となる総理大臣杯の決勝に進出した関学。「去年はインカレ(全日本選手権)では準優勝に終わった。今度は日本一しかない」。主将のDF井筒ははっきりと優勝への思いを語った。
【前半】関学0-0筑波大
【後半】関学2-1筑波大
【試合終了】関学2-1筑波大
【得点】関学:MF森俊(88分)、MF小林(90+4分)筑波大:FW中野(68分)
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