【ラグビー】NZ学生代表に奮闘するも敗北
◇第9回関西ラグビーまつり(4月26日・近鉄花園ラグビー場)
<◯ニュージーランド学生代表40‐19関西学生代表●>
ラグビー世界ランキング1位、ニュージーランド(NZ)の伝統ある学生チームとの一戦だった。前半10分にCTBトンガ(天理大)がトライを決め先制。WTB森田(京産大)が2度キックを決め、SO清水(関西学院大)が右中間に飛び込みトライ成功と、一気に14点を獲得し流れを掴んだかのように見えた。しかし結果は5回ものトライを許し敗北。世界最強の国から来た相手は強かった。
「前半に抜けたのでいけると思ったが、相手に目をつけられているっていうのを忘れていた」とSO清水。代表に選ばれたのは初だが、最後まで粘り強く得点に向け動く姿勢は代表メンバーの中でもきらりと光るものがあった。対戦相手については「やっぱり外国人というのは後半まで体力があって日本人と違う。集中力もあった」と話すが、気持ちの部分で引けをとらなかったと世界への手応えも感じたという。
「この(代表)メンバーが関西の中心。しっかりと関西リーグで活躍して、関東を倒せるようなチームを引っ張っていけたら」と清水はリーグへの思いを語った。関西リーグ本番の秋に向け、そしてその後の関東との戦いに向け、彼らの戦いが始まる。
【前半】NZ学生代表17−14関西学生代表
【後半】NZ学生代表23−5 関西学生代表
【試合終了】NZ学生代表40−19関西学生代表
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