◇関西学生サッカー前期リーグ第４節（４月２５日　ヤンマースタジアム長居）

＜関西学院大５-０大阪学院大＞完璧な試合運びだった。開始わずか１分で今季初先発のＭＦ出岡のゴールで先制。その後も主導権を握り続け、終わってみれば５得点を奪い、大勝した。

　ともに２勝１分けと未だ無敗チーム同士の対戦は、予想に反し一方的な試合となった。開始わずか１分、相手のクリアミスを奪った出岡が抜け出しゴールを奪う。早々に先制に成功すると関学の攻撃陣が爆発。26分、ＦＷ呉屋のパスを受けたＭＦ森俊が冷静に左足を振りぬき追加点を奪う。さらに36分、今度は森俊のＣＫから呉屋が試合を決める３点目を叩き込んだ。どうにかして流れを変えたい大院大だったが、なかなか関学大の固いＤＦを崩せない。後半終了間際には、カウンターから今季初出場のＭＦ森信やこの２点目となる呉屋のゴールなどで２点を追加し、終わってみれば５-０の大勝。関学大は今季初の連勝で順位を2位に浮上した。
　４試合を終え、16得点と圧倒的な攻撃力を誇る関学。エースの呉屋も８ゴールと得点王争いを独走。「90分間最後まで手を抜くことなくプレーすることができた」と成山監督もチームの調子に太鼓判を押す。次節は５月３日にヤンマーフィールド長居で近畿大と対戦する。
　

【前半】関学３-０大院大
【後半】関学２-０大院大
【試合終了】関学５-０大院大
【得点】関学：ＭＦ出岡（１分）、ＭＦ森俊（２７分）、ＦＷ呉屋（３６分、９０分）、ＭＦ森信（８６分）

この記事に関する写真はこちら：https://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork/posts/967550539921613