◇関西学生サッカー前期リーグ第2節(4月12日 ヤンマースタジアム長居)

<関西学院大2-2立命館大>1-2と立命のリードで迎えた90分にドラマは待っていた。右からのCKのこぼれ球にDF米原が反応、同点に追いついた。関学はなんとか勝ち点1を獲得した。

 試合の入り方が悪かった。キックオフ直後から軽いプレーやミスが目立ち、立命相手に自らチャンスを与えてしまう。17分、MF小林のゴールで早々と先制には成功したものの、わずか17分で逆転を許す。後半なんとか修正するも90分の米原のゴールで追いつくことだけで精一杯だった。
 「前半はやらなくてはいけないことがまったくできていなかった」。試合後、関学の成山監督は前半チームの出来に不満を示した。先制ゴールを奪った小林も、「先制点こそとれたが、良かったわけではない。いつもだったらもう少し点がとれていた」と前半のプレーを嘆いた。
 次節、関学は昇格チームの甲南大とJ-GREEN堺メインフィールドで対戦する。小林は「これから1週間の練習が重要になる。コンディションを整えて、しっかり勝ちにいきたい」とすでに気持ちを切り替えていた。

【前半】関学1-2立命
【後半】関学1-0立命
【試合終了】関学2-2立命
【得点】関学:MF小林(15分)、DF米原(90分)立命:MF國分(27分、34分)

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