【ラグビー】関学 大敗で第2ステージ敗退決定
◇第51回全日本ラグビーフットボール選手権大会 セカンドステージ第2戦(21日・近鉄花園ラグビー場)
●関西学院大12ー60筑波大○
2次ステージ突破には勝利が絶対条件だった関学。しかし筑波大の勢いに押され60失点を喫する大敗。開始3分で先制されると前半だけで0-41と勝負を決められた。関西を全勝で制した王者が、2次ステージで散った。
これが関東と関西の差なのか。「DFに前に出てこられて思うようにいかなかった。(筑波大は)すばらしい、強いチームだった」(野中監督)。関西王者の関学大が関東大学対抗戦5位の筑波大に惨敗した。
前半から完全に筑波大ペース。開始3分で先制してからは着実に点差を広げて行き、前半だけで0-41の大差をつけられた。後半こそ、WTB中井などのトライで反撃したが及ばなかった。
大きな敗因は接点での攻防。「ブレイクダウン(ボールの奪い合い)のプレッシャーが違った。しつこさが伝わってきた」と鈴木主将。相手のプレッシャーから思うようにパスが出せず、関学の持ち味であるテンポの良いラグビーが発揮できなかった。
敗退こそ決まってしまったが、27日には大東文化大との最終戦を控える。野中監督は「気持ちを切り替えて、良いチャレンジをして締めくくりたい」と意気込む。関西王者が最後の意地を見せる。
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