【ラクロス】【12月号掲載】関学 5年ぶり決勝進出
第6回全日本ラクロス大学選手権大会男子準決勝(11月24日、ヤンマーフィールド長居)で関西学院大が名古屋大に辛勝。5年ぶりの決勝進出を果たし、全国制覇に王手をかけた。
勝利したものの、課題の残る試合だった。関学は3点を先制するが第2Qから失速。名大ディフェンスに阻まれ、決めきれない。1点差に迫られた第2Q16分半、けがを押して途中出場した主将桑田が得点を挙げ流れを呼び戻す。試合を通して得点を重ね、安定した攻めを見せるも終了間際の3失点などペースをつかめず、7―6と厳しい試合になった。
決勝戦の相手は2大会前の王者、慶応義塾大。春季の慶應大との練習試合では勝利を収めた関学だが、リーグ戦後に再度行われた練習試合では大敗を喫し、相手の成長を痛感。桑田も「今の状態では絶対に勝てない」と現状を分析する。
関学の持ち味はボールと選手を大きく動かす「Moving Lacrosse」。決勝の舞台でいかに自分たちのラクロスを実践できるかが勝敗を分ける。
全日本ラクロス大学選手権大会以来初、関西男子悲願の学生日本一へ、関学がスパートをかける。
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