【ラグビー】関大 2年ぶり1部復帰
◇関西大学A・Bリーグ入替戦(13日 鶴見緑地球技場)
○関西大39-0大阪体育大●
関大が関西リーグ5度の優勝を誇る大体大を破り、おととし以来のAリーグ復帰を果たした。前半20分の先制から攻め続けると、計7トライの猛攻。ディフェンスも鋭いタックルで大体大を完封した。
「最高の気分です」とキャプテンの豊田が話せば、桑原監督も「選手らがよくがんばってくれた」と選手らをたたえた。わずか1年で1部リーグへと返り咲きだ。
序盤こそ苦戦したが、FB吉田の先制トライからの流れは圧巻。前半だけで3つのトライを決めると、後半も勢いそのままに4トライを奪う。結果、大差をつけての圧勝。豊田は「作戦通り。完璧でした」と話す。前に出る、走り勝つというゲームプランを遂行し、5度優勝の名門を寄せ付けなかった。
昨年も決して悪いチームではなかったが、ケガに泣き2部降格。今年1年はタックルやフィジカルをはじめとする基礎的な所の強化を続けてきた。その結果の1部昇格。「やってきたとを出し切れた」(桑原監督)という勝利だった。
来年の目標は1部で5位以内に入り、大学選手権へと出場すること。「2部に落ちることなく上のレベルでやってほしい」と豊田。来年の関大が1部リーグをかき回す。
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