◇関西学生アメフトリーグ第6節(2014年11月9日 神戸ユニバー記念競技場)
<関西学院大17−10関西大>

 関学は関大に先制点を許したが主将RB鷺野が自ら得点するなどし、17−10で勝利。しかし反則などのミスが目立ち、次節の立命戦に向けて課題の残る試合となった。

 開始9分、相手にFGを決められ先制を許した関学。だが次のシリーズでは、RB鷺野やRB橋本を中心としたランで攻撃を仕掛け、ゲインを重ねる。ゴール前3ヤードでファーストダウンを奪い、鷺野が左オープンを突破して逆転のTDを決めた。

 14-3で迎えた後半戦、両チームなかなか得点には至らなかった。第4QにはようやくFGを決め、17-3と点差を広げるものの、TDの機会に恵まれない。終了2分前には、相手攻撃陣のギャンブルプレーを阻止することができず得点を奪われ、17-10で終了した。

 「反則も多かった。このままでは次節も大変」。試合後、鳥内監督はいつになく厳しい表情を見せた。関関戦を制したものの、最終節、立命との全勝対決に勝利するには立て直しが必要である。主将の鷺野は「立命は組織力が高い。オフェンスが点を取らない限り勝てないので、常に守備の隙間を狙いたい」と意気込んだ。

【第1Q】関学7−3関大
【第2Q】関学7−0関大
【第3Q】関学0−0関大
【第4Q】関学3−7関大
【試合結果】関学17−10関大

この記事に関する写真はこちら
https://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork/photos/a.588528491157155.1073741833.430773716932634/878678535475481/?type=1&theater