【バレー】【10月号掲載】初のリーグ優勝へ
夏に行われた西日本インカレで優勝を決めた龍谷大。秋季リーグが始まり、龍谷大は無傷の7連勝を収めている。春季リーグ戦王者の近畿大をはじめ、2位以下に圧倒的な差をつけて独走中だ。
「逆にプレッシャーになっています」とはにかむのは主将の藤元。人一倍個性あふれる3年生らを理解し、春からチームを引っ張ってきた。西日本インカレは制したものの、いまだにリーグ戦では優勝をつかめていない。初のリーグ制覇に懸かる期待は大きい。
「あとはどれだけ試合を楽しめるかですね」と藤元が話すように、勢いに乗ったときの力は計り知れない。9月21日、リーグ第6日目の立命館大戦。第1セットは25―22で守り切るも、第2セットは終盤で逆転を許し、21―25でセットを落としてしまう。しかし、注目すべきは第3セット。チーム内で声をかけ合い気持ちを切り替えて臨んだ選手らはブロックポイントを次々と決め、25―17で快勝。勢いそのままに続く第4セットも25―22で連取し、3―1で勝利した。
「今まで練習してきたことが今後も出し切れるように」と吉田監督。藤元は「全勝しないと。まだここから」と、初のリーグタイトルへ向けて気を引き締めた。
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