【サッカー】関学 大量6発 青学大下す
◇第38回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準々決勝(2014年8月13日 J-GREEN堺・メインフィールド)
<関西学院大(関西第1代表)6-2青山学院大(関東第4代表)>関学が大量6発で青学大を圧倒し、4強入りを果たした。3点を先制して前半を終えると、後半にも3点を追加した。関学は15日、準決勝で流通経済大と対戦する。
全日本大学選抜にも選出される注目のFW呉屋は待ってましたと言わんばかりの2ゴール。7月5日の天皇杯以来、久々の公式戦出場となったが、ブランクを感じさせないパワフルな攻撃でチームをけん引した。
相変わらず勝負どころで決定的な仕事をする。4点目の場面がそうだ。前半3点リードの楽勝ムードから一転、3-2と詰め寄られた直後。押されている中で相手DFの寄せが甘くなったのを、呉屋の嗅覚が察知した。「ボール奪って前向いたら、呉屋くんが良い動き出ししてて」(DF岡山)。スルーパスに抜け出し、ふわりと浮かせたシュートで華麗にネットを揺らした。
試合後は「アシストの球が良かったから。自分で打開したというより周りのおかげ」と謙遜したが、ゴールへの思いは強かった。11日の初戦で関学は延長に及ぶ激闘を勝ち抜いたが、呉屋は出場停止のためそのピッチに立てず。「(準々決勝には)連れてきてもらった立場。ゴールという形で恩返しできたと思う」。
チームは関西勢で唯一、トーナメントを生き残った。関学にとって同大会では初の4強入りとなり、「とてもうれしい気持ち」と成山監督。落ち着いた口調で続けた。「でも、選手たちはもう1つ上を狙っている」。
【前半】関学3-0青学大
【後半】関学3-2青学大
【試合終了】関学6-2青学大
【得点】関学:MF徳永(5分)、MF小林(34分)、FW呉屋2(40分・70分)、MF小幡(72分)、MF福冨(82分) 青学大:DF諸井(56分)、MF荒木(68分)
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