七大戦 今年は京大主幹
今年で53回目となる七大戦(全国七大学総合体育大会)。今年は京都大が主幹を務める。北海道大・東北大・東京大・名古屋大・京都大・大阪大・九州大の7大学が集結し、およそ30種目でしのぎを削る。
京大は2年間、首位に僅差で及ばず7大学中2位。今年はほとんどの種目が京都で行われるということもあり、優勝への熱意は例年以上だ。
アイスホッケー、スキーなどのウインタースポーツは2月までに終了。夏に行われる競技は6月第1週の馬術を皮切りに、次々に開催されている。馬術競技が終了した6月8日時点で京大は4位。七大戦実行委員長の藤井慎太郎さん(総合人間・4年)は「京大は例年スロースターターなので、これからの巻き返しを信じている」と話す。特に8月の水球、9月のソフトボールは前回大会で優勝していることもあり、2連覇の可能性も十分だ。また、応援団の迫力あふれる演武会や大学、生協、体育会が協力して行う応援イベントなど、試合以外の楽しみ方も七大戦の醍醐味(だいごみ)。さらに、七大学から同じスポーツをしている学生が一同に集うという機会も七大戦以外にないことだ。
藤井さんは「学内での認知度をもっと上げたい。大学全体で盛り上がることができる状況を作り出せば自然と優勝もついてくる」と語る。
試合や競技の情報は随時七大戦のホームページやSNSで発信される。7年に1度の京大主幹の七大戦。選手をはじめ、観客も楽しめるスポーツの祭典だ。各大学の熱い戦いに目が離せない。
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