◇関西学生サッカー前期リーグ第8節(2014年6月14日 J-GREEN堺・メインフィールド)

<同志社大2-1桃山学院大>連敗を6でストップさせた。前半にMF鶴崎の豪快なミドルシュートで先制。後半にはPKで追加点をあげ、今季初勝利を手にした。

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 「とにかく一勝が目標だったからうれしい」と鶴崎は試合後、安堵の表情を浮かべた。開幕戦こそ昨年王者の大阪体育大に引き分けたが、その後6連敗を喫し、最下位に沈む同志社がようやく勝利を手にした。

 32分、中央でボールを受けた鶴崎が豪快なミドルシュートをゴールに突き刺し先制点をあげ、流れをつかんだ。57分には相手のハンドを誘いPKを獲得。これをしっかりと決め2点差に引き離した。その後追われる苦しい展開になるものの、失点を1に防ぎ、試合終了のホイッスル。念願の勝ち点3を手にした。

 序盤、桃山学大にペースを握られ、攻め込まれる場面もあったものの「ふだんは立ち上がりに失点する事が多かったが、今日はピンチもあったけど、体張って守ることができた」(MF松井)。4-4-2へとシステム変更したことによって各自の役割がより明確化したことが結果につながった。

 しかしここで立ち止まる訳にはいかない。望月監督は「勝ちは自分たちの自信につながるが、その中でも足りないところや課題が明確になった」と先を見据えた。

【前半】同志社1-0桃山学大
【後半】同志社2-1桃山学大
【試合終了】同志社2-1桃山学大
【得点】同志社:MF鶴崎(32分)、MF松井(57分=PK) 桃山学大:FW中西(79分)

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