【アメフト】関学 「安定感足りない」 明治に辛勝
<○関西学院大38―28明治大●>(王子スタジアム)
3度の逆転を許した関西学院大。第3Q、WR芝山への80ヤードのパスTDが決まるなどビッグプレーも見られたが、終了間際も得点されるなど精彩を欠いたプレーが目立つ。4月の慶應義塾大戦同様、課題の残る試合となった。
主将・RB鷺野を温存して迎えた本試合。勝利はしたが、なにか釈然としない空気が漂った。
開始6分、敵陣15ヤードまで攻め込んだもののエンドゾーンへのパスが2連続失敗、FGで先制点をあげた関学だったが、パントのキャッチミスで一気に自陣に攻め込まれ、TDを許す。しかし、すかさずQB伊豆からパスを受けたRB橋本がエンドラインへと走り抜け、スコアを10-7とする。相手に再度逆転された第2Q8分、再び橋本が中央突破の51ヤードランTD。相手のキックミスで失点を免れ、スコアを17-14として前半を折り返す。
攻撃のリズムが掴めないまま迎えた後半開始直後、相手にパスをインターセプトされ、本日3度目の逆転を許す。だがその直後、芝山へ80ヤードのパスTDが決まる。このビッグプレーに勢いづいた関学は2TDを決め、差を17点と広げるも試合終了5秒前にも相手に点を許してしまい、最終スコアは38-28となった。
試合を振り返って鳥内監督は「まだまだ経験が足りない。明治相手にこのレベルの試合はだめだ」と厳しい言葉を口にした。QB伊豆も「焦って中途半端なプレーをしてしまった。パスの正確性にもっとこだわりたい」と自身の課題を重く受け止めた。
【第1Q】関学3−7明治
【第2Q】関学14−7明治
【第3Q】関学14−7明治
【第4Q】関学7−7明治
【試合結果】関学38−28明治
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