関西学院大の聖和キャンパスで、午後3時ごろに火災が発生した。消防に連絡があったのは午後3時13分、鎮火は午後4時34分。6号館4階が部分的に7平方メートルほど焼けた。午後4時50分現在、けが人は確認されていない。

 第一発見者の男性教員によると、火災に気づいたのは午後3時5分ごろ。天井パネルの間から火が見えていた。6号館4階で火が上がり、職員3人が消火器で初期消火に当たった。通報を受けて消防車9台が急行したが、到着時にはすでに煙だけになっていた。消防本部は、火元は午後5時現在調査中だが、6号館屋根上の防水工事に使用していたガスバーナーが原因と見ている。

 出火は3限目の授業終了直後だった。5号館にいた教育学部の1年生は、次の授業の準備をしていたところで警報が鳴った。最初は訓練かと思っていたが、職員が来て学舎から出るように指示があったという。大学は今日の4限目と5限目を休講とし、明日の開講情報は学内のネットワークで周知する。