関西大学ラグビーＡリーグが佳境を迎えている。

　混戦が予想された今リーグ。４連覇を狙う天理大が、初戦で大阪体育大に敗れるという波乱から始まった。

　優勝候補の筆頭は、堅いディフェンスが魅力の立命館大と期待の新人を多く擁する同志社大。立命は初戦で同志社を倒し、前半まで４連勝と波に乗ってきた。しかし、関西学院大戦でまさかの敗戦を喫し、同志社と１敗で並んでしまう。

　立命が最終の天理戦に勝利すると、１２季ぶりの優勝が決定する。一方、同志社が関西大に勝ち立命が天理大に負けた場合、同志社が６季ぶりの優勝を飾る。なお、リーグ５位以上は１２月から行われる全国大学選手権に進む。