◇関西学生サッカー後期リーグ第9節(2013年11月16日 高槻市立萩谷総合公園サッカー場)

<関西学院大1-2大阪体育大>「もっと自分たちのプレーをしたかった」とDF沓掛は悔やんだ。幸先良く先制するが、7分後には追いつかれリードを守りきれない。ロングボールを前線に送り追加点を狙うも、最後までゴールを奪えず。関学は今節の黒星でリーグ優勝の可能性がなくなった。

 大体大の高い個の力に歯が立たなかった。2失点はともにこぼれ球の処理が甘かったことから。「パスをちゃんとつなげられなかったのが一番の原因」と沓掛は分析する。攻撃面でも前線がボールを持つとすぐに潰され、シュートに結び付けることもままならなかった。

 全日本選手権(インカレ)出場権獲得に向け勝ち点を積み重ねたいところだったが、まさかの足踏み。得点ランキング単独首位を走っていたFW呉屋も、今節で大体大FW澤上に並ばれた。

 次節は桃山学院大との試合。今季、関西選手権とリーグ戦で2敗している相手に「自分たちのペースに相手を巻き込み、優位になって勝ちたい」と沓掛は抱負を話した。リーグ戦残り2節でどれだけ勝ち点をあげることができるのか。まさに今が正念場だ。

【前半】関学1-2大体大
【後半】関学0-0大体大
【試合終了】関学1-2大体大
【得点】関学:MF小林(7分)大体大:FW澤上(14分)、MF池上(25分)

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