【アメフト】神大 リーグ戦初勝利
◇関西学生アメフトリーグ第6節(2013年11月10日 神戸ユニバー記念競技場)
今シーズン未だ勝ち星のない2チームの対決となった神戸大−大阪教育大。神戸大はRB青島を中心としたランオフェンスを展開し、20−9で勝利をおさめた。
「何が何でも勝ちたかった」と話すのは主将の嶋崎。ここまでリーグ戦5連敗と苦しい戦いが続く中、今季1部に昇格した大阪教育大相手に勝利をおさめ残留に向けて最終節に望みをつなぐこととなった。
小雨の降る中行われた一戦。第1Qは嶋崎がチームを鼓舞するQBサックを決めるなど、守備陣の奮闘もあり共に無得点に終わる静かな立ち上がりを見せる。しかし第2Q7分、相手のギャンブルプレーからTDを奪われ先制点を許す。それでも神戸大は前半終了間際にゴール前8ヤード地点からRB青島がランTDを決めすぐさま同点。7−7で前半を折り返す。
後半に入っても神戸大は青島の縦へのスピードを活かした中央突破のランプレーでゲインを重ねていく。第3Q3分に相手のセーフティーで再びリードを許すものの、12分に青島が今日2つ目のTDで逆転。第4QにもWR麻生がTDを決めるなど最後まで攻めの姿勢を崩すことなく20−9で勝利。リーグ戦6試合目で待望の初勝利を挙げた。
この試合の結果、最終節の相手となる近畿大学と1勝5敗の6位で並び、勝てば1部残留、負ければ入れ替え戦という大事な一戦となった。近大戦に向けて「あと2週間全てをかけていきたい」と話す嶋崎。最終戦での彼らの戦いぶりに期待したい。
【第1Q】神大0−0大教大
【第2Q】神大7−7大教大
【第3Q】神大6−2大教大
【第4Q】神大7−0大教大
【試合結果】神大20−9大教大
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