◇関西学生サッカー後期リーグ第8節(2013年11月9日 キンチョウスタジアム)

<関西学院大2-1阪南大>関学にとって大きな勝ち点3となった。阪南大の猛攻にGK一森を中心に関学の守備陣が耐えて流れを引き寄せた後半。71分にFW呉屋、90分には途中出場のFW出岡が点を決め逆転に成功した。阪南大は2連敗が響き、首位から陥落した。

 「シュートは絶対決められる自信があった」と出岡は自身の得点を振り返る。試合に出場してわずか4分。CKのこぼれ球を押し込んで生まれた執念のゴールは、値千金の決勝弾となった。

 現在、唯一の後期リーグ無敗だ。しかしゲームキャプテンのMF関は、「負けがないと言っても、引き分けの試合で決めきれていないことがあった」と今の状況に満足はしていない。一森も「(CBの)沓掛、福森と自分でしっかり守らなければいけない。次の試合こそは無失点で抑えたい」。

 次戦は今節で首位に躍り出た大阪体育大との試合。「前期に対戦したときは、自分たちのプレーをできなかった。プライドを持ってプレーするだけ」と関は意気込みを話した。

【前半】関学0-1阪南大
【後半】関学2-0阪南大
【試合終了】関学2-1阪南大
【得点】関学:FW呉屋(71分)、FW出岡(90分)阪南大:FW工藤(23分) この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=692793784063958&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater