◇関西学生アメフトリーグ第6節(2013年11月8日 西京極陸上競技場)

 前回の関西学院大戦とは戦略を変え、ランを中心に戦った京都大。テンポの良いプレーで順調に得点を重ね、20−2で立命館大に2000年以来の歴史的勝利を飾った。

 序盤からランプレーで攻め続けたオフェンス陣。一方のディフェンス陣も相手の攻撃に素早く反応し、得点を許さない。TDこそ決められないものの、K大塚が2つのFGを決め6−0とリードしたまま前半を折り返した。

 勢いを増したのは後半だった。「京大最大のストロングポイント」と西村監督も太鼓判を押すRB岡部らのランで、ゴール前19ヤードまで前進。ラインが立命守備陣をブロックした隙を狙い、QB小原が右オープンを駆け抜けTD成功。13−0となった。さらに第3Q終了間際にもパスとランを繰り返してゲインを重ね、岡部のTDが成功。20−0とさらに相手を突き放した。その後相手にセーフティを与え20−2となるが、流れが変わることはなく試合は終了。13年ぶりに立命を破った。

 西村監督は「よくやってくれた」と、まず一言で選手を讃えた。前節の関学戦で完敗してから、4年生が中心となってチームをまとめてきたという。最終節の関西大戦に向け、小原は「自分たちができることを100%やって、絶対に勝つ」と強く意気込んだ。

【第1Q】京大3−0立命
【第2Q】京大3−0立命
【第3Q】京大14−0立命
【第4Q】京大0−2立命
【試合結果】京大20−2立命