◇関西学生サッカー後期リーグ第7節(2013年11月3日 キンチョウスタジアム)

<関西学院大1-1大阪学院大>関学は前半、相手の迫力あるプレスに苦しみ、自らのペースをつかめなかった。するとCKから先制を許してしまう。しかし、前半の途中からは徐々にペースを取り戻し、FW呉屋のゴールで追いつく。その後は何度もチャンスを作り出すも、DF沓掛のシュートがバーに当たるなど得点を決められず。ドローに終わった。

 関学は開始から相手の鋭いプレスに苦しみ思うようにディフェンスラインを上げられず、苦しい展開となってしまう。その嫌な流れのまま、15分には相手のCKの落としからMF久川に決められ、先制を許してしまう。

 しかし前半途中から、選手らが自らその問題点を修正し始めたことで、試合は徐々に関学ペースに偏り始める。すると60分には、MF小林のシュートのこぼれ球に、現在リーグ得点王である呉屋が反応し、同点に追いつく。その後も、呉屋を中心に、何度もチャンスを作り出しながらも、決めきれず。試合はそのままドローで終了した。

 呉屋は「昨シーズンよりかは(得点を)取れているものの、納得はできていない。まだまだ多くのチャンスがあった」と悔しそうにこの試合を振り返った。関学の次節の相手は現在首位に立つ阪南大。全日本選手権への出場という目標に向けて、正念場を迎える。

【前半】関学0-1大院大
【後半】関学1-0大院大
【試合終了】関学1-1大院大
【得点】関学:FW呉屋(60分) 大院大:MF久川(15分)

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