◇関西学生アメフトリーグ第5節(2013年10月27日 キンチョウスタジアム)

 関西学院大が前半からQB斎藤のパスプレーが目立ち、28-0で京都大に圧勝する。もう一方の試合は近畿大が大阪教育大を42-14で下した。

 「敵に的を絞らせないようにというのはいつも考えている」と言うQB斎藤は試合最初の攻撃から1人のWRに偏らないパスで敵陣に攻めていくと、RB鷺野の中央をついたランでエンドゾーン付近まで一気に前進する。その直後、RB梶原がボールを押し込み先制TDを決め、好スタートを切る。しかし、関学との試合にこだわりを持っている京大。第4節の試合後斎藤と鷺野共に、京大戦ついて「何をしてくるかわからない」と予想していた通り、京大はファーストダウン更新まで6ヤードあるにも関わらずギャンブルを仕掛けるなど関学のリズムを崩そうと様々な戦術を仕掛けてくる。ただ、予想していたこともあってかすぐにタイムアウトをとり、DB大森がインターセプトを成功させ流れをキープした状態で第1Qを終える。

 第2Q開始直後の攻撃でも斎藤から鷺野へのショベルパスでそのままエンドゾーンまで走り切りTDを決め京大に隙をみせない。試合最後まで流れをキープし続け28-0で勝利した。

 リーグ戦も終盤に入り、いよいよ伝統の関関戦。斎藤は「どんどん緊張感が高くなっていく」またその中で「どれだけ落ち着いてプレーするかが大事」と話した。また、主将のDL池永は「伝統の一戦ということで絶対に負けてはならない」と意気込みを語った。

【第1Q】近大7-0大教大
【第2Q】近大14-0大教大
【第3Q】近大14-7大教大
【第4Q】近大7-7大教大
【試合結果】近大42-14大教大

【第1Q】関学7-0京大
【第2Q】関学7-0京大
【第3Q】関学14-0京大
【第4Q】関学0-0京大
【試合結果】関学28-0京大

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