◇関西学生アメフトリーグ第4節(2013年10月12日 王子スタジアム)

 関西学院大がRB鷺野の2TDを含む計7TDの猛攻で神戸大を圧倒。49—0と完封勝ちでリーグ戦4連勝とした。もう一方の試合は、京都大が大阪教育大を21—9と下し、こちらもリーグ戦4連勝とした。

 第1Q、関学はQB斎藤からWR梅本、木下などへのショートパスでダウンを徐々に更新して行き、ゴール前付近まで攻め込むと、RB鷺野が中央から左オープンへ抜けて先制TDを決める。その後、第2Qでも斎藤から梅本へのTDパスが決まり21-0で前半を終える。

 後半からも「(パスの精度について)少しずつ上がってきた。3節に比べたら今までよりは満足」と斎藤が振り返るようにパスプレーが目立つ。斎藤から梅本への2本目のTDパス、鷺野の素早いランなどで次々に得点を稼いで行く。さらに相手がファンブルしたボールを見逃さずDB池田が拾いそのままエンドゾーンまで走り切りTD。49-0で完封勝利した。

 この試合で4つのTDパスを決め、合計298ヤード進めた斎藤。鳥内監督も「斎藤は落ち着いてきた。見えるようになってきた」と試合での手応えを話した。

 開幕4連勝を果たした関学。次の対戦相手である京大も同じく開幕4連勝しており斎藤は「関学との対戦にこだわっている。何してくるか分からない」と話す。またこの日、先制TDを決めた鷺野も「しっかり立ち向かって行かなければならない」と緊張感ある表情で話した。

【第1Q】関学7−0神戸大
【第2Q】関学14−0神戸大
【第3Q】関学14−0神戸大
【第4Q】関学14−0神戸大
【試合結果】関学49−0神戸大

【第1Q】京大7−0大教大
【第2Q】京大7−7大教大
【第3Q】京大7−2大教大
【第4Q】京大0−0大教大
【試合結果】京大21−9大教大

この記事に関する写真はこちら: https://www.facebook.com/photo.php?fbid=678327842177219&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater