◇関西学生サッカー後期リーグ第3節(2013年10月6日 新庄第1健民運動場)

<関西学院大2-0関西大>関学が安定した試合運びで関関戦を制した。関大の巧みなパス回しにも混乱を見せず、無失点。決定的な場面をほとんど作らせなかった。関学がリーグ戦で関大相手に白星を手にしたのは4年ぶりとなる。

 成山監督は「今日は危なげなく守れていた」と守備陣を評価した。連携の甘さから失点を重ねる試合が多かった関学。ここ3戦で10得点と好調の関大攻撃陣を前に、「(ボールを)奪われてからの切り替えを徹底した」(DF沓掛)。素早い寄せで相手FWから自由を奪い、局面では体を張って幾度となく突破を阻んだ。無失点での勝利は「大きな収穫」と沓掛も晴れやかな表情だ。

 関関戦というライバル対決でも冷静だった関学イレブン。ゲームキャプテンを務めたMF関は「自分たちのサッカーをやってペースを握れた」と好感触を口にする。沓掛も「相手に関わらず自分たちの試合ができるようにしていく」と、今後も続く負けられない戦いへ意気込みを見せた。

【前半】関学1-0関大
【後半】関学1-0関大
【試合終了】関学2-0関大
【得点】関学:FW呉屋(44分)、DF沓掛(70分=PK)

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