◇関西学生サッカー後期リーグ第3節(2013年10月6日 新庄第1健民運動場)

<阪南大1-1桃山学院大>リーグ連覇を狙う阪南大にとって痛い引き分けとなった。スコアレスで迎えた後半、試合の主導権を握られ思うようなプレーができず相手に先制を許す。88分、DF二見からのパスをPA内で受けたMF可児がなんとか同点弾を挙げ1点を返した。

 試合後、可児は「シンプルな横パスを取られてリズムが出なかった。シュートを打てるところで確実に打っていかないといけない」と不振の原因を分析。須佐監督も「失点してから、自分たちのペースにするのに時間がかかりすぎている。すぐに切り替えて皆同じ方向を向かなければならなかった」と試合内容に満足していなかった。

 現在2位を走る阪南大だが、首位大阪体育大が勝ち点3を獲得したため勝ち点差は3に広がった。須佐監督は「大体大に引き離されないようにしたい」と話す。可児は「気持ちを切り替えて、残りの試合は全勝していく」と気合いを入れ直した。首位奪還に向け、これからも負けられない戦いが続く。

【前半】阪南大0-0桃山学大
【後半】阪南大1-1桃山学大
【試合終了】阪南大1-1桃山学大
【得点】阪南大:MF可児(88分) 桃山学大:DF上原(53分)

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