関学 同志社を1安打完封 勝ち点獲得
関西学生野球秋季リーグ第2節、同志社大-関西学院大の3回戦が9月22日皇子山球場で行われた。関学は初回一死一、三塁の場面を作ると、4番籾山の遊ゴロの間に三塁走者の山崎裕が生還し先制。先発宇都宮は9回1安打の好投でリードを守りきり、1-0で同志社を破った。関学は勝ち点1を獲得、他のチームに一歩先んじる形となった。
関学のエース、宇都宮が圧巻の投球をみせた。「ファーストストライクをとることを意識していた」と語る宇都宮。その言葉通り、コースを丁寧に投げ分け、初球を外したのはわずか一人に対してのみ。3回に9番柏原に右前打を許すも、それ以降の同志社打線を完全に沈黙させ、投球数87球で完投。反撃の糸口すら掴ませなかった。
今試合の結果について宇都宮は「春から制球に課題をおいて努力してきた成果がでた。出来すぎと言ってもいい結果」と手応えを感じる一方、3回に柏原に許した安打については「あの一打は防げた」と後悔。ノーヒットノーランまであと一歩と迫った試合を「課題もあり、収穫もあった。いい試合だった」と締めくくった。
同志社 000 000 000=0
関 学 100 000 000=1
【同志社】●柏原-川端
【関 学】◯宇都宮-野田
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