関西学生サッカー後期リーグ第1節、関西大-大阪学院大が9月22日、J-GREEN堺で行われた。関大は1点を追う後半、FW原口が2ゴールを挙げ2-1で逆転勝ち。リーグ戦では6試合ぶりの白星を飾った。

 原口が大暴れだ。1点を追う73分、右サイドを崩したMF阪口のラストパスに合わせて同点に。さらに終了間際、波状攻撃から「最後は気持ちで」と左足で押し込んでチームに勝利をもたらした。

 これで3戦連発となった原口は「結果が出ていて(調子は)いい」と笑みをこぼす。シュート数はチーム最多の7本。ゴール前で仕掛ける得意の形を何度も見せ、好調ぶりをアピールした。

 前半は運動量で負けて一方的に攻め込まれながらも、後半になんとかペースを取り戻して逆転に成功。苦しみながらも手にした勝ち点3は「リーグ戦の順位を考えると大事」(島岡監督)。6試合ぶりの勝利で後期のスタートを切ったが、なおもリーグ6位に沈む。原口は「内容を追及してしっかり勝っていく」と残り10試合での挽回を誓った。

【前半】関大0-1大院大
【後半】関大2-0大院大
【試合終了】関大2-1大院大
【得点】関大:FW原口2(73分・※90+2分) 大院大:FW枡屋(41分)
(注)得点時間の※はアディショナルタイム

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