関西学生アメフトリーグ第2節、関学大-龍谷大、関西大-神戸大が9月15日、エキスポフラッシュフィールドで行われた。関学は、RB鷺野がキックオフリターンTDを決めるなどして得点を重ね、45-2で快勝した。もう一方の試合は12-6で関西大が勝利した。

 前半4分、オフェンス陣はランで相手陣へ詰め寄り、RB野々垣のTDで先制。一方のディフェンスはDL岡部がQBサックを決めるなどし、相手の攻撃を阻んだ。その後ファンブルや反則による罰退でなかなか追加点を挙げることができなかったものの、第2QではRB鷺野が2TD、さらにDB鳥内がパントブロックリターンTDを決めた。しかしそのうち2回のTFPは2ポイントコンバージョンを試みるも失敗し、25-0で前半は終了した。

 後半は開始わずか12秒、RB鷺野がキックオフリターンTDに成功。その1分後にもLB池田のファンブルリターンTDにより得点を挙げ、幸先良いスタートを切った。さらにその4分後、QB斎藤からのパスでWR梅本裕之がTDを決め、45-0と点差を広げた。しかし反則からのロスで相手陣へ侵入することができず、第3Q残り30秒でセーフティにより2点献上、失点を許してしまった。その後両チーム追加点のないまま、45-2で試合は終了した。

 試合後、鳥内監督は「セーフティの反応が悪い。オフェンスは物足りない」と指摘。さらに主将のDL池永も「失点のシーンなど、まだまだミスが多い」と43点差で圧勝はしたものの、納得のいかない様子であった。

【第1Q】関学7-0龍谷大
【第2Q】関学18-0龍谷大
【第3Q】関学20-2龍谷大
【第4Q】関学0-0龍谷大
【試合結果】関学45-2龍谷大