近大 下級生エースが躍動
関西学生バレーボール連盟男子秋季リーグ戦第3日目、近畿大-龍谷大が9月15日、近畿大体育館で行われた。近大は第2セットで苦しい展開を強いられるもエースのサイド濱本が奮闘。ここを踏ん張り近大が見事ストレート勝ちで3連勝を飾った。
今春は惜しくも優勝を逃し悔しい思いをした近大。ここまで2連勝と順調に白星を重ねている。その中でもひときわ輝きを放ったのが2年生エースのサイド濱本だ。
迎えた第3戦、近大は序盤から高さを生かしたブロック、そして力強いスパイクで龍谷大を圧倒。第1セットを難なく取る。
しかし第2セットで試合が一変。セット序盤でサイド濱本がスパイクミスを2本するなど、ミスが目立ち始める。24-24と拮抗したセット。「セット終盤でも打ち切れるようになってきた」と自信をつけた濱本がここで2連続スパイク、見事26-24で第2セットを勝ち取った。
第2セットの接戦で勢いをつけた近大は第1セット同様再び猛攻。最後は25-18と点差をつけ、ストレート勝ちで勝利を収めた。
試合後、センター中島は「春と違い、濱本が一つのミスで大崩れしなくなった」と下級生の成長に目を細めた。しかし一方で「(第2セットで)素直になりすぎた。相手に合わせた部分がある」とゲーム内容には満足いかない様子だ。
レギュラーでは唯一下級生の濱本。濱本は「先輩方のおかげで思いっきりプレーが出来ている。自分らのバレーをすれば負けることはない」と力強く話した。春から一皮むけたエースの成長に今後も目が離せない。
【第1セット】近大25-16龍谷大
【第2セット】近大26-24龍谷大
【第3セット】近大25-18龍谷大
【セットカウント】近大3-0龍谷大
この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=664458173564186&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
コメントを残す