近大 安定した白星発進
関西学生バレーボール連盟男子秋季リーグ戦第1日目、近畿大-京都産業大が9月8日、佛教大体育館で行われた。西日本インカレ王者の近大は安定した試合運びを見せ、3-1で勝利した。
西日本王者の近大、その実力を見事に見せつけたリーグ開幕戦となった。
昨春リーグ7位の京産大との対戦だが、近大は思わぬ形で幕が開けた。序盤から京産大のスパイクがなかなか拾えず、時折サーブミスが目立つ。第1セットを25‐27で落としてしまう。
しかしここで立て直せるのが西日本王者近大の強さ。第1セット終了後に「相手を見て、しっかりと対応していくように」という光山監督のアドバイスを受け、即座に行動に移した。その後は安定したレシーブ、そしてサイド濱本を中心に力強いスパイクを叩き込み、安定したゲーム運びで3セット連続先取。ふたを開けてみれば3‐1、見事勝利を収めた。
しかし試合後、光山監督は険しい表情を浮かべた。「いつか勝てると思ってバレーをしている。あれではいけない」と厳しいコメント。
昨春は甲南大に優勝を奪われ、2位となった近大。4年生にとっては最後のリーグ戦、主将のサイド岡本は「悔いが残らないよう、優勝を目指してやります」と力強く話した。
【第1セット】近大25-27京産大
【第2セット】近大25-22京産大
【第3セット】近大25-22京産大
【第4セット】近大25-18京産大
【セットカウント】近大3-1京産大
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