試合が動き出したのは第2Q。「投げるのが自分のプレー」だというQB斉藤はWR梅本、TE樋之本へのパスを成功させゲインを稼いでいき、TDへと繋げた。その後もオフェンス陣が積極的に攻め14-7とリードしたまま前半を終える。  第3Qでも斉藤のパスプレーが炸裂する。WR木戸への64ヤードのロングパスが通ると梅本へのパスも通りTDを決める。多くのパスを成功させた斉藤だが「本来通るようなパスではないのにレシーバーが取ってくれた」とチームメイトに感謝しきりだった。  しかし、その直後相手にキックオフリターンTDを許してしまう。続く第4QでもTDを決められ21-20と1点差に迫られる。関大はツーポイントコンバージョンを仕掛けてくるも、関学のディフェンス陣がしっかり守り、21-20で勝利した。 注目の関関戦を制した関学だが、パスの精度やディフェンス陣にまだまだ課題を残した試合となり鳥内監督は「いい経験になった」とこれからについて前向きに話した。 【第1Q】関西学院大0-0関西大 【第2Q】関西学院大14-7関西大 【第3Q】関西学院大7-7関西大 【第4Q】関西学院大0-6関西大 この記事の写真はこちら:https://www.facebook.com/#!/photo.php?fbid=609487949061209&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater