「kara-S」は、全国各地の作家、クリエイターの雑貨や小物、同大学の在学生、卒業生のアクセサリーや陶器などの商品をセレクトし販売するショップスペースと、感性をくすぐる展示やワークショップ、同大学の授業等で制作された学生の成果発表など多目的に利用されるギャラリー兼スタジオスペースで構成されている。  2011年の8月にオープンし、2年7カ月の間に渡り、営業してきた。「今まで以上に、クリエイティブな活動を発信していく場所にしたい」という想いから、今年の4月から1カ月間リニューアル工事を実施、5月1日にリニューアルオープンをはたした。商品を販売する際には「そのモノを通して何か新しい発見や、人それぞれの感性に刺激を与えられるものを」とショップ部門マネージャーの川良謙太さんは語る。また、普段はなかなか触れてもらえる事のできない学生達の作品や活動を、街中にあるこのスペースで発表し一般の来客者からリアルな反応をもらうことで、社会に出て行く一歩、きっかけにしてもらいたいと言葉を続けた。リニューアルオープンの際には、ギャラリースペースで5月1、2日の2日間イベントが行われ、12枚の木製パネルに同大学の在学生と卒業生の3人に、その場で自由に絵を描いてもらう公開制作を行った。この作品は19日まで展示され、以降も展示やワークショップ、物販イベント等を定期的に開催する予定だ。  改装されたお店に訪れた女性客は「店の雰囲気が良く、商品も個性的で好きです」と話した。 この記事の写真はこちら https://www.facebook.com/media/set/?set=a.606253896051281.1073741849.430773716932634&type=3&uploaded=6