関大 新戦力の台頭で競り勝つ
難敵の大阪産業大に快勝した前節同様、4-2-3-1の布陣で臨んだ関大。好調のMF海田とMF篠原をそれぞれトップ下と左サイドハーフに据え、右サイドハーフには今期出場が無かった2年生MFの秋山一を先発で起用した。 パス交換から機能的な攻撃を見せていた関大は、19分に試合を動かした。右サイドでボールを受けたMF秋山一がクロスを上げる。合わせたMF海田がゴール左隅に流しこみ、鮮やかな先制点を決めた。 リードを保って前半を終えたものの、後半は立ち上がりから京産大の反撃に遭う。57分には京産大FW美濃部に右サイドを崩され失点。同点に追いつかれた。 「負けてもおかしくない展開の中、何らかの変化が欲しかった」と島岡監督。攻撃陣を入れ替えて巻き返しを狙う。すると68分、「相手が嫌がるコースに蹴った」というMF秋山一のCKにDF寺岡が飛び込んで決め、勝ち越しに成功。さらに78分、FW奥田とのワンツーからPA内にフリーで持ち込んだMF篠原が右足を振りぬき、追加点を奪った。その後の京産大の猛攻を耐え切った関大は、3-1で勝利を収めた。 「クロスやフリーキックはいつも練習している。それがアシストという形につながってよかった」と満足そうに話すのは、この日2列目から攻撃の起点となったMF秋山一。「最近始めた」というサイドに順応した動きを見せ、監督の采配に応えた。活躍を受けて出場機会の増加も期待されるが、「やることは変わらない。自分の役割をこなしつつ、チームとしても結果を残していきたい」と落ち着いた様子で今後を見据えた。 【前半】関大1-0京産大 【後半】関大2-1京産大 【試合終了】関大3-1京産大 【得点】関大:海田(19分)、寺岡(68分)、篠原(78分) 京産大:美濃部(57分) この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=599909186685752&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
コメントを残す