大産大 激闘制し上位リーグ進出
勝者が春季リーグの優勝へと大きく踏み出すことのできるこの試合、「しんどい試合だったが踏ん張ることができて良かった」とエースのサイド鈴木は振り返った。 各セット序盤は1点をめぐるせめぎ合いが続いた。第1セット、中盤では大産大が流れを掴みかけていたかのように見えるも、流れは一変、相手のフェイントに苦しみこのセットを20-25で落とす。 セッター合田が「我慢のバレー」と振り返るように、続く第2セットも苦しい点の取り合いが続く。しかしこのままでは終われないのが大産大。鈴木のスパイクがチームを引き上げ、後半には大産大がセットを先導できる形を作った。同じく第3セットも流れにのり、そのまま獲得。勝利を決める最終セットまで試合は白熱した。セットポイントまで点の取り合いが続いたが、鈴木のスパイクと1年生のサイド豊田のキャッチが光り、勝利の決まる最終セットをもぎ取る。最後まで、一息つくことも許されないような緊迫した試合は3-1で大産大が勝利をつかんだ。 この試合の鍵となったのは、鈴木の攻撃力。澤井監督はこの点を示唆し、「健太(鈴木)で勝負しすぎている」と話した。打数205という数字が語るように、鈴木のスパイクがこのチームを支えているのは言うまでもない。今後このバランスをどのようにとっていくのか、そして優勝へと続く道をどのように走り抜けるのか、注目だ。 【第1セット】大産大20-25立命 【第2セット】大産大25-21立命 【第3セット】大産大25-22立命 【第4セット】大産大25-23立命 【セットカウント】大産大3-1立命 この記事の写真はこちら:https://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork?ref=tn_tnmn#!/photo.php?fbid=599201020089902&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
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