カギはビジョンと実行力
岡本さんはコンサルティング業を行いながら、これまで2000人以上もの学生に向けてセミナーを開催してきた。25日は自身の学生時代の話を具体的に織り交ぜながら、3時間のプログラムを1時間30分に凝縮して行った。「学生時代にできるだけ具体的な将来像を考えて、その想いを実行し、成長することが大切」。参加者の中には、岡本さんが提案するキーワードごとに、熱心にメモを取る学生も見られた。 また、セミナーの途中には5人程度のグループごとに、岡本さんが提示する質問に対しての意見交換のコーナーが用意された。「自分の理想の人生とは何か」というコーナーでは、「結婚もしつつ仕事をバリバリこなして、キャリアを深めたい」など、思い思いの夢が会場を飛び交った。 自身も関西の学生団体に所属しているという2年の男子学生は、「自分のやりたいことが、本当に社会に必要なことなのかを考えなければと感じた。自分の団体のイベントを成功させるためにも、いい話が聞けた」と満足そうな笑顔を見せた。 デルタは2013年で設立13年を迎えた老舗の学生団体だが、毎年開催の合宿のほかにイベントを主催することはこれまでにあまりない取り組みだった。2013年度の代表である横尾公哉さん(同志社大・修士課程)はセミナー後「今回のセミナーを聞いた人が『満足だった』という感想に終わらず、『じゃあ次に何をしよう』と考えてくれれば幸い。やりたいことを突き詰めてほしい」と話した。 この記事に関する写真は:https://www.facebook.com/media/set/?set=a.595876553755682.1073741840.430773716932634&type=3
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