龍谷大 4年生が活躍みせベスト16進出
龍谷大にとって集大成となる全日本インカレの舞台。活躍をみせたのは、敗れたら後のない3人の4年生、サイド吉野、センター松崎、そして主将のサイド加藤だった。中でも加藤は1週間ほど前に捻挫したばかりで、万全な状態ではないながらも試合に出場した。
迎えた3回戦、龍谷大は序盤から静産大を圧倒。吉野の巧みなサーブと、加藤の強烈なスパイクなどで7−0と大きくつき離す。その後も松崎や吉野のスパイクが止まらず、第1セットを25−13で先取。第2セットも同様に3人がスパイクやブロックに大健闘。25−17で第2セットも取り、見事勝利した。
試合後、川島監督は「ようやく4年生が伸びてきた。毎年(全日本インカレで)悔しい思いをしてきただけある」と満足した様子。また例年、全日本インカレ前はチーム全体としての練習をしてきたが、今年は個人の課題を克服する練習に変えた。吉野は「各々が自分の役割を考えて練習してきた。その成果が出てきている」とチームとしての手ごたえをつかんでいるようだ。
次の対戦相手は強豪福岡大。合宿など、練習試合をする機会が数回あったが、対戦成績では負け越している。しかし加藤は「勝てない可能性はゼロではない。気持ちで負けたら負け」と気合いを入れた。
・全日本バレーボール大学女子選手権大会トーナメント2回戦(12月6日・川崎市体育館)
龍谷大 | 2 | 25-11 | 0 | 姫獨大 |
25-18 | ||||
・トーナメント3回戦
龍谷大 | 2 | 25-13 | 0 | 静産大 |
25-17 | ||||
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