【本紙掲載】アイセック 選考基準大きく引き上げ
なかでも大きく改訂されたのが研修生の選考基準。参加条件となる英語能力検定試験のスコアが、TOEICは「600点以上」から「730点以上」に、IELTSは「5・0点以上」から「6・5点以上」にと、大きく引き上げられた。また、これまでの外部面接官による面接に加えて、防犯対策の基本やトラブル発生時の対応などを問う危機管理テストの合格も、審査基準として追加された。
この他にも、 海外活動危機管理ガイドラインの改訂、緊急時における24時間の電話対応や空港送迎などのサポートを含む保険の推奨など、再発防止に向けて多くの対策が発表された。
この発表を受けて、海外留学を考えている女子学生(私立大・2年)は「不安はまだなくならない。でも空港送迎などの面では安心できるかもしれない」と話した。
【解説】ルーマニア女子大生殺害事件
今年8月、NPO「アイセック・ジャパン」のあっせんでルーマニアへ海外インターンシップに行った女子大生が殺害された事件。海外志向の学生に大きな衝撃を与えた
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