最後まで狂った歯車はかみ合わなかった。
最下位で前期を終え、後期も1度も最下位を
脱出することなく、2部降格が決定。
昨年、リーグ準優勝をおさめ、インカレにも
出場した同志社だが、その面影はなかった。

今日負けると、残り2試合を待たずして降格が決まる同志社。
先発を大きく入れ替えて臨んだが、勝利は遠かった。

前半から果敢に仕掛け、相手に攻撃の隙をほとんど
与えなかったが、ワンチャンスをものにされ2失点。
奪った得点はDF坂本の直接FKによる1点に留まった。
後半は足が止まり、駄目押しの3点目を決められると
最後まで反撃の糸口を掴めないまま1−3で敗北。
試合終了のホイッスルが鳴り響いたピッチに
同志社の選手たちは崩れ落ちた。

試合後、望月監督は「技術だけ、気持ちだけでは勝てないことを痛感した1年だった。
両方のバランスが良くないと勝てない」と苦しんだこの1年について言及。
降格は決まったが、「残り2試合は意地を見せたい」と前を向いた。

●関西学生サッカー後期リーグ第10節(11月18日・JーGREEN堺)

同志社 1 1-2 3

立命

0-1
坂本(34分) 得点者

坂本(34分)
宮本(37分)
淵本(78分)
 

 

京産 1 1-0 1

近大

0-1
松永(50分) 得点者

清水(91分)