桃山学大 2年連続インカレ出場決定
降りしきる雨の中、試合終了のホイッスルが鳴り響いたピッチに
選手たちの歓声があがった。
既に決まっていた首位・阪南大に続いて
桃山学大が2年連続のインカレ出場権を獲得。
安定したプレーで着実に勝ち点を積み上げた
1年間が結実した瞬間だった。
「気持ちが強く出た」と楚輪監督が話したように、
序盤から積極的にシュートを放ち、相手ゴールを脅かした。
その姿勢が実り、44分、MF畑中が先制点をあげると
歓喜の輪が広がった。
その後も90分を通して攻め続けた桃山学大。
追加点こそ奪えずに終わったが、
大院大の攻撃をしのぎ、1点を守り切った。
試合後、楚輪監督は「決めるときに決めてれば苦労しなかった」と
再三にわたる決定機を逃したことに苦言を呈した。
しかし、「チャレンジした結果、自分たちの力で3位以内をものにした」と
インカレ出場権を獲得した選手たちを称賛した。
次節はラストゲーム。首位・阪南大と直接対決する。
有終の美を飾れるか、最後まで目が離せない。
●関西学生サッカー後期リーグ第10節(11月17日・高槻市立総合スポーツセンター)
桃山学大 | 1 | 1-0 | 0 |
大院大 |
0-0 | ||||
MF畑中(44分) | 得点者 |
|
びわこ大 | 1 | 1-0 | 0 |
阪南大 |
1-1 | ||||
FW松田力2(36分、92分) | 得点者 |
DF二見(89分) |
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