立命は神戸大に春に一度負けている。それをかなり意識して試合に臨み、序盤から勢いを見せた。第1QWR宜本が先制TDを取ると、QB荒木がTDパスを2度も通し、210と大きく差を広げる。

 

後半もオフェンス陣の攻めるという強い気持ちが点につながり第3Q開始直後、RB東條がリターンTDを決める。さらに相手の小さなミスでさえ見逃さずファンブルしたボールをRB北村がすかさずキャッチし、そのままエンドゾーンに持ち込みTDを決める。途中、インターセプトを許してしまう場面もあったがディフェンス陣が守りきり490と相手に点を許さないまま第3Qが終了する。この場面を米倉ヘッドコーチは「中だるみの部分を改善しなければ勝利はできない」と厳しく振り返った。第4QではTDを許してしまうものの567と大差で勝利した。

 

春に神大に敗北した屈辱を圧倒的な力の差で晴らした立命。次の関大戦について米倉ヘッドコーチは「不要なミスは絶対に許されない」と緊迫した様子で話した。

 

・関西学生アメフトリーグ第4節第1日目(10月13日・エキスポフラッシュフィールド)

  1Q 2Q 3Q 4Q
立命 21 7 21 7 56
神戸大 0 0 0 7 7

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関大 7 14 3 0 24
同志社 0 0 3 7 10