つながりの「糸」紡ぐ
開幕式典では向島翔也実行委員長(龍谷大・3年)や山田啓二京都府知事らの挨拶のほか、約300mの神宮道を940人以上のおどり手が「京炎 そでふれ!」と呼ばれる創作おどりを披露。その後、「京炎 そでふれ!全国おどりコンテスト」が行われ、約100組ものチームが決勝進出を賭けて演技をした。
今年のテーマは『想いと未来の「糸」を紡ぐ』。芸大生ら制作のオブジェや約200個のとうろうが設置されるイルミネーション企画「京の灯園」が開催され、幻想的に照らされた公園内で写真撮影を楽しむ姿が多く見られた。
岡崎グラウンドでは「げんきっずスタジアム2012」を開催。工作やスポーツを楽しむ子供たちで溢れた。さらに同グラウンド園路では縁日が開かれており、たこやきなどといった、おなじみの商品から海外の料理や被災地復興を意識した東北の名産品などが販売された。
祭典を締めくくるグランドフィナーレの挨拶で向島実行委員長は「こんなに大きな祭りを開くことができ、学生のパワーを感じた」と涙ながらに話した。来場者の一人は「楽しかった。また来年も来たい」と笑顔だった。
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