近大 強敵相手にストレート勝ち
近大が成長の証を見せた。台風の影響で、一週間の延期を経て迎えた試合。光山監督はその間練習を見ることが出来ず、選手らのモチベーションを気がかりにしていた。しかしすでに全日本を見据えている近大の選手らは自主的にしっかりと長い時間練習をしてきたそうだ。迎えた大産大戦、近大は圧倒的な力を見せつけた。
近大はエースのサイド山近を中心にスパイクを叩き込み、第1、2セットを常にリードしながらゲームを運ぶ。25−20、25−16と2セット連続で先取し、一気に大産大を追い込む。
第3セット序盤、3−1と勝っていた場面で山近が3連続でブロックされ、初めてリードを許す。しかし選手らに動揺は見られなかった。タイムアウトの後、再び山近のスパイクで口火を切ると着実に点を重ね、結果25−19。今春1度敗れたこともある大産大との試合だったが、近大は見事ストレートで勝利した。
試合後、光山監督は「今季初めて選手らを褒めた。(選手らが)1つ上のレベルに達したかな」と満足そうに話した。
近大はこれまで秋季リーグにおいて、圧倒的実力を見せつけている。7試合を終え、全勝。落としたセット数はわずか1だ。来週から上位リーグ戦となるが、近大は次回の立命館大戦で勝てば優勝が決まる。このまま近大が他の追随を許さず優勝を決めてしまうのか、注目だ。
●関西大学バレーボール連盟男子秋季リーグ戦第7日(10月7日・甲南大体育館)
近畿大(7勝) | 3 | 25-20 | 0 | 大阪産業大(5勝2敗) |
25-16 | ||||
25-19 | ||||
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