立命 三田、男子110メートル障害で3位入賞
日本学生陸上競技対校選手権第4日目は12日、国立競技場(東京都)で行われ、男子110メートル障害は立命館大の三田恭平(3年)が13秒93(追い風2メートル)で関西勢ではトップの3位入賞を果たした。
追い風2メートルと好条件の中で行われた男子110メートル障害決勝。三田は序盤から4レーンを走る和戸達哉(中京大・4年)と5レーンを走る佐藤大志(青学大・4年)に一歩リードされる。予想していた展開なので後半詰めればいけると焦りはなかったが、2位と0.14秒差でゴールした後、悔しさを隠せず四つん這いに倒れた。13秒93で目標にしていた3位入賞を果たすが「(そうは言っても)優勝を目指していたから素直に喜べない」とその顔に笑みはなかった。
西日本インカレに続き、今大会も右足裏の痛みから予選、準決勝は力を温存し、決勝一本に絞る作戦で挑んだ。力出し切れず「もうちょっといけたかな」と満足できないレースになったが、関東4強を呼ばれる佐藤、和戸、大室秀樹(筑波大・4年)、そして今回欠場した矢澤航(法大・3年)を崩し、来年の優勝候補に早くも躍り出た。
男子110メートル障害決勝(追い風2.0メートル)
優勝 佐藤大志(青学大) 13.78
2位 大室秀樹(筑波大) 13.79
3位 三田恭平(立命) 13.93
4位 伊郷明敏(国際武道大) 14.01
5位 山根雅斗(関学) 14.04
6位 齊藤陽平(筑波大) 14.08
7位 和戸達哉(中京大) 14.09
8位 太田和彰(日大) 14.14
コメントを残す