◎BLUE STARS ミスを後半に挽回し逆転

BLUESTARSにとって前半はもどかしい展開だった。第1Qにインターセプトを許すと、その直後のWHITE STARSの攻撃シリーズでTDを献上。第2Qにもエンドゾーン目前まで攻め込むも、肝心なところでファンブル、インターセプトのミスが出てしまった。結局前半だけで3つのターンオーバーを喫し、得点はK堀本(関西学院大)のFGによる3点にとどまった。後半に入ると、BLUE STARSは反撃に転じる。第3Q、エンドゾーンまで2ヤードの場面。RB前田(関西大)がフィールド奥にランを展開、持ち前のスピードで相手ディフェンスを抜き去り逆転のTDを決めた。第4Q、リードはわずかに3点。息詰まる接戦のなかLB池田(関西学院大)は「ビッグプレーを起こしたろう」と狙いすましたパントブロックを決めた。そのこぼれたボールを味方がエンドゾーンまで運び、勝利を決定づけた。

NEW ERA BOWLでは本場アメリカから選手、コーチを招待。関西学生アメリカンフットボール連盟に属する選手たちがともに練習、試合をすることでさらなる技術向上を目指している。DL倉脇(近畿大)は「アメリカの選手たちとのプレーでは、日本では経験できないようなことが経験できた。関大、関学などの他チームの同じポジションの選手からも学ぶものがあった」と振り返った。

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
BLUE  STARS 0 3 7 7 17
WHITE STARS 7 0 0 0 7