【本紙掲載】消費増税 学生 半数が賛成
調査は4月23日〜6月8日にかけてWebと紙媒体のアンケートにより行われ、全国の大学生3466人から回答を得た。
「国会にて消費税増税についての議論がされていることについて知っているか」には、約93%が知っていると回答。大多数の人が、この議題について認知をしていることが分かった。
消費増税の賛成理由として「社会保障費をまかなうため」、「国が財政難だから」という意見が多くあった。反対・どちらかというと反対と回答した人は約37%。「無駄の削減が先だと思う」、「低所得者の負担が重いから」などの理由が半数以上であった。一方、増税することを知っていると回答した人のうち「政府の消費税増税の説明への納得度」について十分・やや十分と回答したのは約9%にとどまった。増税について半数近い人が賛成しているものの、なぜ増税するのかについては理解が十分でないという結果となった。
ドットジェイピーの酒井大輔さん(関学・4年)は「説明を十分と感じてないにもかかわらず賛成が多いのは不自然。また賛成理由で社会保障費の増加対策と答えるのもわかるが、もう少し身近なことから考えていってもよいのではないか」と話した。
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