この講演会は、入学してから1ヶ月が経過した今、「大学生活ってこんなもんなの?」という物足りなさを感じる1年生を主な対象としたもの。キッカケプロ ジェクト全国統括プロデューサーの森大地さん(神戸大・4年)、近未来工房代表・女子大生アイドルユニット「ミライスカート」総合プロデューサーの高瀬壮麻さん(同志社大・4年)、学生ドリームプランプレゼンテーション代表・創設者の新田達也さん(大阪市大・4年)の3人が講師を務めた。

 第一部のプレゼンでは、講師陣が参加者へ活動の紹介も交えつつメッセージを送った。一番手を務めた森さんは、「そのためには」「それでもなお」「今日全力で過ごせましたか」という、常に意識している3つの言葉を生き生きとした語り口で紹介。次に高瀬さんは、安定した職ばかり求めていた以前の自分を振り返りながら、好きなことを貫くことの大切さを訴えた。最後に、新田さんが3つのコウドウ「考動・口動・行動」と、「夢を語ることが当たり前の世のなかを作る」という自らの意気込みを語り、プレゼンを締めくくった。

第二部のパネルディスカッションで各講師が自分の1年生時代を振り返った後、第三部のグループワークでは、実際に大学生活をどのようなものにしていくかについて参加者が意見を交わした。議論は和気あいあいとした雰囲気で進められ、それぞれの理想を語り合った。最後にはグループワークで得た成果を全体で共有。「本当に好きなことを見つけそれをやり通していく」、「今の自分の夢は本当に自分が成し遂げたい夢なのか、もっと考えたい」など前向きな結論が持ち寄られた。