ストレート勝ちで関学とのリベンジを果たした。前回の試合ではフルセットで敗北した相手。今回、関学はエース横山を欠いていた。「セットを取られないようにと思っていた」と話すサイド岡崎主将の強気な言葉通り、どんなに点差が離れても粘り強くプレーした。
 第1、2セットを25−19、25−23で奪ったものの、第3セット序盤、サーブミスやスパイクミスなどで最大5点差をつけられてしまう。しかしサイド鈴木やセンターを絡めた攻撃で着実に得点を重ねた。最後はセンター芝本のダイレクトスパイクで、26−24で勝利した。

 「よく持ちこたえた」と澤井監督。第3セットでの逆転はチームの成長を伺わせた。セッター合田は「ばたばたしていたので、ゆっくりしたトスをあげてリズムを取り戻そうとした」。冷静な対応でチームの安定を保った。
 リーグ戦も残り2試合。大産大は優勝への階段を、また一つかけのぼった。
 

●関西大学バレーボール連盟男子春季リーグ第8日(5月13日・大阪産業大体育館)
 

大産大(7勝1敗) 3 25-19 0 関学(4勝4敗)
25-23
26-24