龍谷大に設置される農学部は、定員1660人を予定しており、食料経済、生物生産、農業生産基盤、食品栄養の4学科で構成される。「食の安心・安全」および「持続可能な社会」の実現を図る教育をめざして、学際性の高い農学教育をしていくという。

龍谷大は一昨年から、「第
5次長期計画」に基づき、全学的な改革に取り組んでいる。その一環として、国際文化学部を瀬田から深草キャンパス(京都府)へ移転することにともない、このたび新たに瀬田に農学部を設置することを決定した。

赤松徹眞学長は、「すべての『いのち』を育む『食』にかかわる教学展開を行い、建学の精神に基づいた豊かな人間性と世界の現実を見据える広い視野を備えた人間を育成したい」と声明を出している。