関学 初戦を白星で飾る
「1セット目は、みんなガチガチに緊張していた」と齊藤監督が話すように、第1セット序盤は思うように試合が運ばなかった。春季リーグ初戦は、相手のことがまだわからない。そんな中での試合は、選手にとって大きなプレッシャーとなっていた。センター竹内などのスパイクで一時は逆転するも、24−26で第1セットを落としてしまう。第2セットからは徐々に慣れ始め、セッター佐川主将を中心にコンビバレーが冴える。このセットを25−22でもぎ取ると、そこからは一気に関学ペースに。第3セットを25−18、第4セットを25−20で連取し、初戦を白星で飾ることができた。
「今年のテーマはレシーブ」と話す齊藤監督。新チームが本格始動した2月からは、3時間半の練習のうち2時間はレシーブ練習に割いてきた。しかし、佐川主将は「今日は2割しかできていない。やってきたことができなかった」と肩を落とした。同時に「次の近大戦が山場。自分たちのバレーをして勝ちたい」と前を向く。関西3冠を狙う関学の戦いは、まだ始まったばかりだ。
●関西大学バレーボール連盟男子春季リーグ(4月8日・兵庫県立総合体育館)
関学(1勝) | 3 | 24-26 | 1 | 大商大(1敗) |
25-22 | ||||
25-18 | ||||
25-20 | ||||
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