初戦を逆転勝利で突破し、迎えた準々決勝。相手は初戦で9得点を挙げた関東王者・専大。専大の猛攻を序盤こそ堅守でしのいだ同志社だが、前がかりになった相手に中央をえぐられ、前半25分に先制を許すと立て続けに2失点。「20になって、点を取るしかないと思った」と専大相手にも持ち前の攻撃力を発揮し、攻撃のリズムを作ったMF東矢が振り返ったように、積極的にゴールを狙い出す。前半44分、攻撃が実り、FW石津のシュートで1点を返すことに成功。1点差で後半へ突入した。後半も粘り強く戦った同志社は追い付こうと前へ攻め続けるが、専大の攻撃陣に逆に攻め込まれてしまう。カウンターから3点目を奪われると、試合終了間際に駄目押しの4点目。14で完敗し、関東王者の壁を打ち破ることは出来なかった。 

 試合終了後、主将のDF早坂は試合を振り返り「強かった。その一言に尽きる」とコメント。9年ぶりに復帰したインカレの舞台だったが、準々決勝で敗退。16年ぶりの4強進出は叶わなかった。

●全日本大学サッカー選手権準々決勝(12月23日・夢の島競技場)
 

同志社 1 1-2 4

専大

0-2
石津 得点者

大西2
町田2